定期的なレントゲンの必要性

当院では初診時にレントゲン撮影検査を行っています。

主な目的は、歯周病の進行の確認や、う蝕(虫歯)の発見の為ですが、時として思いがけないものが見つかる時があります

 

当院での症例を2つ紹介します

向かって左下、黄色の矢印の先に他より濃い円状のものが分かるでしょうか

これは、歯根嚢胞と呼ばれるものです

根の治療が不十分で根の先に炎症が起こり、根尖性歯周炎となり、それが慢性化すると歯根嚢胞となることがあります

今回の場合は、原因歯の抜歯と同時に、嚢胞摘出術を行いました。

これが摘出した嚢胞です。直径は約8㎜ほどありました。

この嚢胞が悪性化するということはありませんが、時間と共に大きくなる場合があるので、レントゲンで発見した場合は、早めに摘出した方がいいでしょう

 

2つ目の症例です

向かって左下の、緑の丸で囲った部分。横を向いてる歯が親知らずなのですが

親知らずの先、黒く丸いものがあるのが分かるでしょうか

これは含歯性嚢胞というものです

歯が発生する組織の上皮から生じる嚢胞で、その嚢胞腔内に埋伏歯の歯冠を含んでいます

無症状でいるものが多く、こういったレントゲンを撮った時に偶然発見されることがあります

今回の場合は、済生会兵庫県病院にご紹介させていただき、処置していただきました。ある程度、大きくなっていましたので、開窓療法を行い嚢胞を縮小させてから、嚢胞摘出術となったようです。

こちらも、時間と共に大きくなるので、早く発見して早く処置を行う必要があります。

 

当院では、初診時と、約1年おきにお口全体が見えるパノラマレントゲンを撮影させていただきます

一般的な口腔疾患である歯周病、虫歯だけでなく、今回紹介した顎骨に発生する病変などの発見にもつながる重要な検査です。

受診していただける患者さんの健診、検査が意義のあるものとなるよう、スタッフ一同誠心誠意治療に当たらせて頂いております。

しばらく定期検診受けてない方、レントゲン検査を受けていない方は是非当院までご連絡下さい。

 

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